記録か、それとも選手生命か。
4月17日に行なわれた日本ハム戦、史上初の2試合連続完全試合を目前にした佐々木朗希(ロッテ)は8回を投げ切って降板した。試合後に井口資仁監督は「もし(味方が)点を取っていても8回で代わってました。7回が終わった時点で朗希がへばりつつあったので」と、マウンドから下ろした理由を説明。「郎希が1年間ローテーションでしっかり回ることが大事」と強調した。あくまで記録ではなく佐々木の健康を優先したのである。
だが、選手生命よりも記録を優先した結果、決定的に壊れてしまった投手を1人知っている。伊藤智仁(ヤクルト)だ。
1992年バルセロナ五輪の日本代表として活躍した伊藤は、同年のドラフト1位でヤクルトに入団。当時の球団首脳陣は松井秀喜と迷った末に伊藤を選び、23歳の右腕も1年目からその期待に応えた。開幕当初こそ二軍にいたが、4月中に一軍へ昇格すると、150キロを超えるストレートと「消える魔球」とも称された高速スライダーを武器に好投を続けたのだ。
そして、石川県立野球場で行なわれた6月9日の巨人戦で、伊藤は歴史的なピッチングを見せる。5回までの15アウトのうち、12個が奪三振。8回までに15三振を奪い、セ・リーグ最多記録にリーチをかけた。プロ野球史上最多17奪三振(当時)の更新も可能とあって、野村克也監督はためらいなく伊藤を9回裏のマウンドへ送り出した。この時点でスコアは0対0だった。
伊藤は1死から8番の吉原孝介から三振を奪い、1試合16奪三振のセ・リーグタイ記録を樹立。だが、直後に運命は暗転する。途中から9番に入っていた篠塚和典への初球が高めに抜けた。2度の首位打者に輝いた篠塚はこの失投を見逃さず、打球は巨人ファンがひしめくライトスタンドに飛び込むサヨナラ本塁打となったのだ。
この時、グラブを叩きつけて悔しさを露わにした伊藤は、その1か月後に故障を余儀なくされた。7月4日の同カードに先発した後に右ヒジの不調を訴え、この年はそれ以降、一度も登板できなかった。
ただし、たった3か月で残した数字は圧巻の一語だった。14登板で109.0イニングを投げ、7勝2敗。123三振を奪い、防御率は0.93で、新人王にも輝いた。だが伊藤は結局、この年の快投を二度と再現できなかった。翌年の春季キャンプで右肩を痛めるなど、キャリアを通じて右腕の故障に悩まされ、11年のプロ生活で通算27勝に終わっている。
当時はまだ「先発投手は完投」という風潮が残っていた時代で、93年の伊藤は12先発のうち11試合で100球以上投げていた。「あの試合」だけで伊藤が壊れたとは必ずしも言えないが、記録達成のための続投で選手生命が、少なからずむしばまれたと言える。
野村は、伊藤の酷使をのちのちまで悔やんでいたという。2018年に出演したテレビ番組で本人と再会した際には、「俺以外の監督の下なら、もっと凄い記録を絶対に残していたと思う。俺が邪魔したみたいだ。申し訳ない」と謝罪していた。
これに対して伊藤は「(怪我は)自分の責任だと思ってますし。そういう風に思ってほしくない」ときっぱり言い切った。「先発したら、その試合は最後まで投げるのが使命だと思っていた」とエースの責任感を口にしたように、本人にも投げたい気持ちが強くあったのだろうし、今となっては野村の決断の成否をとやかく言っても意味がない。
ただ、佐々木のように首脳陣が配慮していたら、伊藤にはまた違う野球人生があったかもしれない。
93年前半戦の快投を根拠に、「史上最高の投手」の議論に伊藤の名を挙げる人は今も存在するが、そこには「故障さえなければ」という但し書きがつく。「史上最高の投手になれなかった」という意味では、その他大勢の選手と変わらない。
その一方で、佐々木はいまだ史上最高の投手になるだけの可能性を秘めている。あれだけの快投を見せてくれた彼に、できればそうなってほしいと思っているのは私だけではないはずだ。ならば、降板と続投のどちらが正解だったのかは言うまでもないだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6342e1c7aae02f571ef6a3b59633c6965e2a541?page=1
やっぱり酷使はあかんすよ
14登板で109.0イニングはヤバいね
奥川は大丈夫なのか
日本代表にプロ以外の選手がおったんかこの時代
>>8
昔はアマだけやぞ
伊藤って今見ると体がめっちゃ細くて酷使したらすぐ怪我しそうな投げ方だよな
一年でぶっ壊れようと1シーズンで完全試合5回達成とかなら伝説に残るしファンはおもろいんちゃうか?
>>12
1年間ずば抜けて1億もらって壊れるより年間10勝10敗で平凡な記録しかなくても5000万で15年やってくれるたほうがチームとしては助かるわ
ヤ戦病院の始祖
>>14
荒木
西村も最初の3年でほとんど壊れてたって言ってたわ
古田もアカン言ってたのに野村が杉浦、稲尾のイメージ勝手に重ねてぶっ壊した
自分の身は自分で守るしかないわ
少しでも違和感あったら休むのがいいよ
昔は言えなそうだけど
カムバック賞取ったこと忘れられてるよな
・今の球なら今シーズンの佐々木は何度でもチャンスある
・2試合連続で達成したら完全試合の価値が下がる
・リーグのレベルを疑われる
おろして正解や
しっかり球数守って選手寿命伸ばすほうがええやろ
ワイは記録優先派やな
伊藤智仁の件だって6/9に9回のマウンド行かせなかったとしても近いうちに壊れてたやろ
因果関係なんてそんな曖昧なもんやしこういう場合は記録優先させる派やな
あの試合は伊藤智仁ばっかり言われるけど打った篠塚が化物過ぎるわ
普通あんな局面でサヨナラホームランなんて打てねえわ
伊藤の試合見てたわ
もう30年前かよ
最後はストレートが130位になってて悲しかった
>>50
引退前の最後の登板は最速109だったらしい
フォームもへなちょこになってて悲しかった
>>55
あれほど悲しい引退登板もなかなかないわ
ヤクルトに入ったからには故障しないと伝説にならないという風潮
佐々木自体が記録どうでもよさそうやし
外野がいうことじゃない
調べたらそのシーズンは2ヵ月半で1733球
16奪三振の試合は150球も投げてるらしい
そりゃ壊れるわ
>>59
朗希は19奪三振で105球
先発完投が当たり前の時代で言うてもな
壊れないで200勝する投手もいたわけで
中日の野口とか星野監督に200球くらい投げさせられてたよな
>>67
その次の年に19勝リーグMVP
藤浪も161球が原因で。。。
そこまで遡らんでも松坂だって壊れたの十分早かったやろ
肩は壊れたらもう完全復活ってほぼないやろうし
まぁ故障させないのが一番よ
伊藤は丁寧に使っても壊れただろ
山井のマメは絶対後付けだと思うわ
山井のアレは毎回発言変わるから…
山井とかいう年に1回神ピッチングをする男
そら完全かかってても8回150とかなら英断かもしれんが100やで
藤浪「な?」


